やるせない話

会社員の頃も、フリーになってからも営業や管理職の方が間に入ったり、付いたりします。
物の価値を分かって売っていなければ単なる販売員な訳で、派遣などのSESは販売員と呼ぶべきでしょう。
行った現場にいる管理職は線表を引き、ケツに火が付いてから慌て、人海戦術を始めるか、プロパーや使い捨て要因をデスマーチへ追いやるのはよく見る光景です。
線引いてSESの販売員から人を買ってくるだけならプログラムで済む話です。ファービーでも置いといた方がマシです。
最悪なのはクライアントからの一方的な苦情や無茶を右から左に現場に伝える管理職と営業です。
そんな事言われても現場はクライアントに直接話せる訳では大抵ありません。現場を見てない、信用してない、面倒臭い、マイナスなイメージしか思いつきませんが、詳しい理由も聞いて来ず、一方的に責められ怒りのやり場がない現場は激しく士気を失います。しかも良くわかってない人間同士が伝言ゲームで話合い、結局はお金や力関係で方が付く。
例えこちらに非があったとしても現場にはワンクッション入れてケツを叩くのが間にいる人間の役目なのではないでしょうか。
一体誰と仕事をしているのでしょう。会社でしょうか?機械でしょうか?人間でしょうか?

この辺は大手だろうと中小だろうと変わらないので中の人の問題か、組織の問題なのでしょう。
あるプロジェクトマネジメント本の書評にあった「金槌しか持ってない人間には全ての問題が釘に見える」という言葉が載っていましたが、上手い表現だなあと思いました。