Codeigniterはじめました

Diablo3で地獄の門が開いたと思ったら、仕事でも地獄の門が開きそうな今日この頃です。
まあ数百人月の案件なので私一人が頑張った程度でどうにかなるレベルではないのですが、気合を入れるために新型のMacbookAirを注文しました。
ただ欲しかっただけという気もしないでもないですが、OSの根っ子がUnixベースなのでWEB系の開発者にはWindows機よりMacOS Xのがサーバ環境と合わせやすいので開発がし易いのです。
#bootcampでwindowsとデュアルブートという選択肢もありますし
後は単純に軽くて性能が良くて、バッテリーがそこそこ持つというノートPCの基本ですね。

そんなこんなですが最近はCakePHPからは離れてCodeigniterで仕事をしています。
なんと言いますか、Codeigniterは骨組みは用意するから後は自分で好きにしてね、な感じです。
CakePHPは建売一戸建て的な、もう大概そろってますというイメージでしょうか。

シンプルで構造の理解は早く済みましたが、ヘルパーやライブラリ周りが弱く、CakePHPなら一瞬で出来るのに自分で作るハメになるパターンが多くて苦労しましたが、他のフレームワークを使うと両方の長所、短所が分かって非常に勉強になりました。
CakePHPに比べて縛りが少ないので、未だに自作フレームワーク以外は使わないという頑固なオッサン、もとい、生粋のプログラマーの方にもオススメできます。

ただCodeigniterは次バージョンからライセンス形態が代わり、商用利用が出来なくなりそうと年末から本家で揉めている最中です。
既に最新のリリースから9ヶ月以上バージョンも上がってないので、もう終息させて違う形に持っていくのか、内部で揉めているのか勝手な妄想がよぎります。

どちらにせよライセンス形態が不明瞭な状態で使い続ける訳にもいかず、既に製品から外している会社も出ているそうです。
2系を使い続けるにしてもPHP自体のバージョンが上がり、古いバージョンがサポートから外れ、保守限界が来た時にどうすんだという心配もでますね。
#丸ごと作り直すしかありませんが

今回はサイトの規模が大きく、アクセスの捌き方がシビアだったのでベンチで高速なCodeigniterが採用された経緯があります。
私が普段やっているような案件だと、どっちでも変わらないレベルの規模だったり、Memcacheなどのキャッシュ機構を使えば、同じじゃね?的な気もしているのですが、どうなんでしょうか。